arakannohitorigoto’s blog

還暦のひとりごとを綴ります。

半狂乱の父

母の2泊3日のショートステイ利用中の出来事。

 

父は自分の方のケママネージャーを呼び寄せた。

母はショートステイに行きたくないと行っている。

母が可哀想だと泣きながら訴えたようだ。

 

父と母のケアマネは違うので、ケアマネさんは私は母の担当ではないと答えた。

 

その後、母のショートステイの施設に車で行って、激高して母を連れて帰ると言ったらしい。

 

母は要介護5で寝たきりだ。

車椅子に乗せて、車椅子ごと乗れる福祉車両が無ければ移動は出来ない。

認知症でそこは理解出来ない。(>_<)

 

利用1日目も2日目も車で、1日に2回も3回も押しかけ、母を連れて帰るように迫ったらしい。

 

辻褄の合わない支離滅裂な事をエンドレスリピートに話し続けたらしい。

 

アルツハイマー認知症の特徴で、家族はもううんざりしている。

 

母のケアマネさんは、ショートステイの施設の社会福祉法人の理事長の奥さんだ。

 

逐一、父の行動をLINEで連絡下さる。

この3日間、LINEで「多大なご迷惑をお掛けして申し訳ございません。」と何度送信しただろうか。(>_<)

 

父は娘の言う通りするなら、母をもう家に送って来ないで、娘の所に送って行ってと言ったそう。

 

ケアマネさんやショートステイの施設のスタッフさんは真に受けたらしい。

 

ケアマネさんからLINEがくる。

 

母の帰る日にもし父が言うとおり拒否をしたら、ショートステイに母を連れ帰り、もう1泊以上受け入れる準備をしています。

 

いえいえ、それは父の脅し文句です。

本音は、母が帰って来るのを待ちに待っています。

 

父は頭の回転が早く、ああ言えばこう言う、

どう迫れば、相手が譲歩するかを熟知しています。(^-^;

 

父は、昨年2021年10月にアルツハイマー認知症と診断された。

 

身内の従姉妹に話すと、あの頭の切れるおっちゃんが…と驚く。

 

頭の切れる部分は残っていて、認知症で脳が萎縮している為、記憶や理解出来ないことが増え、理性を失った言動をする。

 

94歳で無くなった父の母も、診断してなかったが、間違いなくアルツハイマー認知症だった筈だ。

 

父はあとどのくらい生きるのだろうか。

こんな毎日から本当に解放されたい!